2011年3月11日金曜日

Windows Aero(エアロ)とは?

XPからVistaへのバージョンアップした時に

目を引くことはエアロですね。


あのクルクルまわるデスクトップに

びっくりした方は多いのではないでしょうか?

僕もすぐに電気屋さんに走りました^^


エアロはWindowsVistaのHomePremiumと

Ultimateに搭載されています。


エアロはWindowsVistaで初めて搭載された機能で

主にグラフィックに関係しています。


全てのウィンドウが半透明になって

背後の景色が透けて見えるようになります。

またそれぞれのウィンドウが3Dで表示されるので

立体的に見ることができますね。

Windows Vistaの機能

VistaはXPと比べると利便性や安全性、

付属しているアプリケーションなどの全てが

大きくパワーアップしています。


■3Dアクセラレーター機能の標準搭載

今まではゲームにしか使われていなかったビデオカードの

3Dアクセラレーター機能を標準機能としてサポートした『エアロ』。

目を引いた方も多いと思います。


■新日本語字体のメイリオ

実解像度以上に美しく繊細な表現が可能です。

そのためVistaでは今までのWindowsと比べて

はっきりとした読みやすい文字を表示することが可能になりました。


■斬新なユーザーインターフェイス

Vistaは素早く必要な情報や機能にアクセスできるように

操作性やウインドウが格段に向上しています。


■強力なセキュリティー機能

Vistaには悪意あるソフトや

故意に個人情報を流失させるソフトを

検出して削除する機能を標準で搭載しています。

Vista開発責任者はこのセキュリティ機能だけでも

Vistaに乗り換える価値があると豪語しています^^;


■新バージョンのIE7.0を搭載

IE7.0では待望のタブブラウザー化を実現。

これとても便利です^^


■マルチメディアの強化

WindowsMediaPlayerは新バージョンの11を標準装備。

Windows Vista Enterpriseの特徴

WindowsVista Enterpriseはマイクロソフトの

契約対象となっているパソコン所有者のみに

提供されるエディションですね。

大企業などの高度なデータ保護や

きわめて複雑なITインフラをが必要な企業用ですね。

またITコストとリスクを大幅に軽減できるように

設計されたエディションです。


WindowsVista EnterpriseはWindowsVista Businessに

搭載された全ての機能が利用出来ます。

またハードウェアの暗号化や高度なデータ保護を

実現していますね。


さらにアプリケーションの互換性を

高めるツールも用意されているため

世界的グループ企業が同じ展開イメージを使用して

世界中で標準化したパソコンを使うことができます。


■WindowsVista Enterpriseの特徴
・WindowsVista Businessの全ての機能が使用可能
・世界中の大規模なネットワークを構築できる
・ハードディスクの暗号化やデータ保護機能が強化されている

Windows Vista Ultimateの特徴

Windows Vista UltimateはVistaの最上位版です。

他のエディションには搭載されていない

新機能がいくつか用意されていますね。


■Windows BitLocker
ドライブを暗号化することで
データの損失や盗難から安全に保護します。
36の言語に対応しています。

■Windows Ultimate Extras
ソフトウェアやサービスの追加に便利な
アプリケーションですね。
Windows Updateの要領でアップデートが可能です。


WindowsVistaのOEM版で考えると

約1万円くらいしか価格差はありません。

この1万円が高くないと思う方は

Windows Ultimate Extrasを購入してもいいでしょう。


その他にもWindowsVista Businesに搭載されている

複数のパソコンをまとめる機能など

ビジネスで活用できる多くの機能も搭載されています。


家庭でも仕事でもWindowsVistaの真髄を

楽しみたい方にオススメのエディションですね。


■Windows Vista Ultimateの特徴
・Vistaの最上位版
・家庭用とビジネス用の全ての機能が使用可能

Windows Vista Businessの特徴

Windows Vista BusinessはWindows XP Professionalの

後続エディションです。

主に仕事に使うパソコンだからと

安易に選択するのはちょっと待ってくだいさい。


多くのパソコンをLANで繋いで使用するには

BusinessかUltimateという選択肢しかありませんが

仕事&家庭のパソコンとしてはちょっともったいない^^;


機能や価格など一番バランスの取れているHome Premiumと比べると

以下の2点の違いがあります。


・ドメインへの参加
・進化したバックアップ機能と、強力なセキュリティシステム

WindowsVista Businessでは上記の2点の機能を

搭載するためにHome Premiumの代名詞である

デジタルエンターテイメント機能がごっそり抜かれています^^;


仕事でしか使用しないパソコンや

会社でしか使用しないパソコンならば

いいのですが、家庭で共有するパソコンなら

Home Premiumを選択しましょう。

■Windows Vista Businessの特徴
・中小規模の企業向けのビジネス基本版
・家庭用のルチメディア強化機能は省略されている
・ドメイン機能サポート
・デュアルCPUサポート
・システムのイメージベースのバックアップと復旧機能サポート
・ファイル暗号化機能サポート

Windows Vista Home Premiumの特徴

米国の調査機関で驚くべき調査結果がでました。

日本で一番普及するVista OSが『Home Basic』だと。

これは個人的な考えなのですが

『エアロ』と『3Dフリップ』が使えない

Home Basicに乗り換えるメリットはないに等しいです。

XPと比べると大きな違いは無く

むしろ慣れているXPのほうがいいんじゃないかと^^;


もし乗換えを検討しているならHome Premiumをオススメします。

OEM版で見ても価格差は3000円弱なので

Vistらしさを楽しむならばHome Premiumを検討しましょう。


特に注目すべき点は『Home Basic』『Business』には

搭載されていないエンターテイメントツールですね。


■Windows Media Center
写真やビデオ、音楽などあらゆるデジタルエンターテイメントに対応

■Windows Media Center Extender
Xbox360などで家中のどこでもデジタルエンターテイメントが楽しめる

■Windowsムービーメーカー
HDV形式のホームビデオの取り込みや編集も簡単にできる

■Windows DVDメーカー
まさにプロ並みのDVDも簡単作成できる


マウスやキーボードまたはリモコンを使用して

PCやテレビで全てのデジタル エンターテイメントが

簡単に検索できたり再生、管理することができます。


■Windows Vista Home Premiumの特徴
・家庭向け高機能版で基本版の機能はすべて搭載
・3Dインターフェイスの「エアロ」搭載
・HD高解像度(1080p)の動画編集機能サポート
・WindowsDVDーカー搭載
・WindowsTabletPC機能サポート

Windows Vista Home Basicの特徴

Vistaで大きく目を引くのは

半透明の美しいデスクトップ(Windows Aero)や

3Dでクルクルと回転する画面に目を奪われて

乗り換えを検討されている方も多いのではないでしょうか?


僕も『おおっ!』と思い、早速電気店に見に行きましたね。

しかし一番安いWindows Vista Home Basicには

この機能は搭載されておらず

がっかりしたのを覚えています^^;


以前僕が使っていたOS『Windows XP』とVista Home Basicを比べると

セキュリティレベルが良くなったことらいしか思いあたりません。


OEM版なら3000円くらいの価格差でWindows Vista Home Premium が購入可能です。


しかしパソコンのスペックがHome Premiumには物足りないから

無理にHome Basicを購入するのは避けたほうが無難でしょう。


Home BasicというOSは要求スペックが低くて

とてもフットワークが軽いことから

使用するユーザーも自然と限られてくると思います。

多くのアプリケーションを利用するユーザーや

スピードが求められている、見た目など気にしないなど

ビジネス向けのOSかもしれませんね。


■Windows Vista Home Basicの特徴
・家庭向け基本版です
・Vistaの大きな特徴である3Dインターフェイスである「エアロ」が省かれています
・ロースペックのマシンでの使用を想定
・IE7とWindowsMediaPlayer11搭載